評定のはなし。

気が付けば新年を目前にし、中学校3年生は高校入試を控えています。

池田町で学習塾を開業して半年とちょっと、冬の寒さと学校の冷たさを感じます。

今もそうですが、教員として働いていたころ、学校の先生の役割は生徒を評価をすることではなく、生徒が希望する未来をつかむことができるよう教え育てることだと考えていたことを思い出します。一人一人の強みを生かさせ、できれば弱みを克服させ、できないことや不足していることを積み重ねて評価するのではなく、できることや努力した結果を積み重ねた評価をしたいと考えていました。

今の時代、表計算ソフトに数字を入れればすぐに評価も評定もでてきます。ルールとして統一すれば全員が同じ基準で評価ができると勘違いできます。ただ、出てくる評価は生徒を見ていないただの数字です。評定で1や2を付けるにはそれなりの理由があるはずです。その原因の多くは生徒にではなく指導者にあると今でも思います。

 

ところで、評価といえば印象深いことがあります。それは、こんな内容です。

教科:保健体育
目標:100mプールで足をつかずに最後まで泳ぐことができる。
授業数:5
評価基準:100m泳げる A / 50m泳げる B

ある生徒の事例:
1回目の授業評価 30m → C
2回目の授業評価 40m → C
3回目の授業評価 50m → B
4回目の授業評価 70m → B
最後の授業評価  100m → A

この生徒の評価は、目標を達成しているのでAだと思いますが、よくある平均値による評価ではBになります。

このような方法では、最初からできていないと高い評価を得られないという悲しいことが起こります。後半での挽回もかなり厳しくなります。学校の外で猛特訓をした結果、最後に泳げるようになってCCCCAという成績を残せても、評価はCです。最後さえできればいいのかというとそうでもないのですが、省略します。

甘いと思われるかもしれませんが、教員の、たかだが中学校で付けられる評価が生徒の人生を左右してよいのだろうかと思います。

少し昔のことを思い返しながら、年越しです!昨日から冬季教室が始まっています。今年も残り少ないですが、さくら塾をよろしくお願いいたします。

 

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